なつかしの「昭和のジャンプ作品」レビュー

「努力・友情・勝利」あと「エロ」! 懐かしの昭和のジャンプ作品を大人になった今、もう一度読み返してみます

きまぐれオレンジロード第3巻レビュー 「不良少女まどか」

 

 

 

超能力小学生「和哉」

 

3巻から親戚の小学生、和哉が登場してくる。

もちろん春日家の血を引いているので超能力者。

しかも、その能力は恭介よりも強い。

 

この和哉が能力で登場人物の心を読んだり、恭介と体を入れ替えたりすることによってドタバタコメディーに拍車がかかり、恋愛要素とはまた違ったドキドキ感を味わえるようになっている。

 

また、タイムスリップネタなどもあり、「世にも奇妙な物語」や「うる星やつら」にも似たSF感も醸し出しており、SF好きな筆者としては読んでいて非常に楽しい。

 

 

 

懐かしの「公衆電話ボックス」

 

まどかがバイト先に連絡するシーンで公衆電話ボックスにもたれかかっているのに非常に萌えた(笑)。しかもダイヤル式。テレホンカードも使えないやつだ。10円とか100円硬貨を入れて通話時間がわずかになってくると「プーッ・プーッ」とブザー音みたいなのが鳴るとすごく焦って「早く切らなきゃ」と思ったよね。

 

今じゃ、誰かと通話するのに硬貨も電話ボックスもいらない。この時代に恭介が生きてたらこう思うだろう。

 

「能力(ちから)いらないじゃん!」

 

 

 

不良少女まどか

 

豪華版3巻の巻末にまつもと泉先生の寄稿が掲載されている。

それによると、どうもまどかは中森明菜をイメージして作られたキャラのようだ。

 

そして連載前の構想ではまどかを

「もっと生々しい、だらしない女の子として描くつもりだった。ほかの男ともできてたし、もちろん処女でもなかった。(ぼくはそーゆーキャラクターも、実は結構好きだ)。そんな小悪魔的少女に、真面目な主人公(恭介)が惹かれていく。せつない地獄のような恋愛マンガにするつもりでいた

 

と語っている。「せつない地獄のような恋愛マンガ」バージョンも大人になった今、すごく読んでみたい!!